粘れ!もう一歩、ギアを上げろ!<短歌とくずし字解読>

歌会での主宰の言葉です。途中で妥協をしてしまうことが短歌以外でもたくさんあります。期限があることも一つの言い訳ですが、もう一歩の推敲が足りないのは確かです。

3月の歌会詠草集の5首は、テレビのプレバト風に言えば、凡人や才能ナシを脱して、どうにか才能アリの最後に入れてもらえたような感じです。しかし、いつもそのようにはいかず、4月歌会詠草集の5首は不評でした。いつも主宰から好評を得られれば良いのですがなかなかそうはいきません。批評の指摘のとおりです。継続も大事ですが、それだけでなく、粘ってギアを上げなくては。主宰から自分の関係しているくずし字の歌は良いと言われた3月歌会詠草集の5首は次のような歌ですがまだまだです。ご批評ください。

明治、大正時代の書簡を読みて

  1. カタカナや変体仮名の漢語調候文の書簡は文語
  2. 明治期の文明開化も偲ばれる当て字の多き書簡を読みて
  3. 漱石や正岡子規は文章の当て字造語で時代革新
  4. 陳者(のぶれば)や急度(きっと)鳥渡(ちょっと)に悩まされ万葉仮名の苦労感服
  5. 毛筆の大正末の書簡読む百年前の人生此処に