額の文字の解読
これは、友人である俳誌「軸」を主宰し、なおかつ千葉県野田市で俳句図書館を運営している秋尾 敏氏の依頼によってくずし字を解読を協力にいたりました。図録が500円で頒布されています。機会あらば、ぜひ江東区芭蕉記念館を訪れゆかりの地など周辺を散策するのも良いかと思います。
署名の解読及び落款印の解読
明治時代のハガキの例
中国陶印は印刀で彫れて持ち帰り可能です。体験も実施しています。また日頃研究している筆跡セラピー(筆跡診断)も実施しています。
陶印・筆置き・ペーパーウェイト・ミニ下駄等、陶器の小物や小品書・その他雑貨小物があります。
これは、友人である俳誌「軸」を主宰し、なおかつ千葉県野田市で俳句図書館を運営している秋尾 敏氏の依頼によってくずし字を解読を協力にいたりました。図録が500円で頒布されています。機会あらば、ぜひ江東区芭蕉記念館を訪れゆかりの地など周辺を散策するのも良いかと思います。
「埼玉・人とこころ」令和5年度特集号に小暮晴彦氏の渋沢栄一講座と題された中に、本多静六博士の書簡が一通紹介されていました。内容はその記載の中でも紹介されていますが、手紙の全文は解読されていませんでしたので、試しに解読してみました。間違いなどありましたらご批正ください。
回答は次回のブログまでお待ちください。
また、情報検索や図や表の表示するにはデジタルの方が優位で、分かりやすさや書き込みができるのが紙の教科書。そこでその使い分けが課題のようである。
私も大学で「生徒指導論」の講義を後期に15回行っているが、文部科学省が編纂の「生徒指導提要」を教科書としているが、現在は絶版のようである。文科省のホームページに掲載されているのでそれを紹介し使用しているが、いくつかに分かれて掲載されているが紙の本と違って探すときは手間が紙の本よりかかってしまう。ダウンロードして印刷すればよいのだが、それとて手間と紙代がかかってしまう。以前の紙の「生徒指導提要」は300円以下であった。文科省ホームページの該当ページを提示しながら、できるだけ書く作業を入れた授業にしている。これはやはりデジタルは内容が定着しにくい傾向があり、書くことでまとめる努力や筆触(デジタルではタブレットペンではすべって抵抗感がなく、キーボードでは変換という過程を経ていくため直接的ではない)による反発によって記憶に残りやすいと考えるからである。
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最近、俳句や短歌のくずし字や書簡の解読依頼が多くありました。そこでインターネット検索で江戸時代の俳人の書簡集を見つけましたので購入しました。手紙の写真と翻刻、注釈付きでくずし字の学習にも最適です。またその当時の生活なども知ることができ「へえ~」と悦に入っています。森川許六や小林一茶の書簡もありますが、私にとっては知らない俳人が多数です。でもそれぞれに個性ある筆跡で筆跡分析をしてどんな人物像であったか、筆跡から行動を探る作業をしている関係で興味深い書物でした。もっと早く知っていればよかったと思いました。くずし字を解読して知らないことが多く、自分の未熟さを思い知らされると同時に昔の人のすばらしさに触れることもできます。
それぞれの人物による筆跡の個性の違いと生活がうかがえる資料
数字と文字のお手本と数字を練習したもの(右の一部先生の書き方の指導あり)
美しい文字を書く技術は世界中にあります。しかし美術の域に達するものとしては中国や日本の書道とイスラーム世界のアラビアカリグラフィが双璧といえるのではないでしょうか。イスラームの人々が誇り、連帯感の象徴として愛好しているアラビア語カリグラフィ、そのアラビアやイスラームの世界についての地理や書の歴史などの解説をお聞きしました。次に、まずは市販されていないということで、竹ペン作りから始まりました。最後は講師の先生に仕上げていただきました。墨は墨汁です。毛筆の書道と違い、ペンの筆先の幅によって文字の大きさが決まります。またにじみやカスレはありません。数字は左から右に書いていきますが、文字は左から右に書いていきます。ゆっくりゆっくりと筆を運び、手本と同じようになるようペンの運び方を練習します。払っているように見えるとこともありますが基本最後までペン先がしっかり紙についていて、毛筆のように跳ね上げたり払ったりはしません。ひし形の大きさが筆先の幅です。それの1個分や1個半、三個分、五個分などしっかり決まっているそうです。このほかにも違う書体もいくつかあるそうです。毛筆と異なる書き方に触れて世界が広がりました。