古文書や日本の古典を原典やくずし字を学びたい人が手軽に学べるアプリケーションソフトが公開されています。「まなぶ」「よむ」「つながる」の3つの機能で構成されています。「まなぶ」機能では草書と変体仮名を学ぶことができます。私にとってはまだまだ少ないと感じていますが、開発者はさらに追加し増やしていくそうです。「まなぶ」では「変体仮名」から「草書体漢字」の2種類があり、学んだあとにテストで確認できるようになっています。次の「よむ」では、「方丈記」冒頭部分や浮世絵師、歌川芳藤のなぞかけの絵すごろく、「しん板なぞなぞ双六」などにチャレンジできます。
さらに、「つながる」機能では、くずし字を学ぶユーザーと交流するための機能で、難しい文字を撮影して、読み方を尋ねることができるのです。
このアプリは、平成27年度科研挑戦的萌芽研究「日本の歴史的典籍に関する国際的教育プログラムの開発」の研究活動の一環として開発されたそうです。
くずし字学習支援アプリKuLA
「アプリで学ぶくずし字」くずし字学習支援あぷりKuLAの使い方/朝倉洋一/編