幼稚園児への指導方針
昨日、体験教室2回目を実施しました。参加希望者が多く、密を避けるために二日間かけて行いました。
体験ですので、硬筆か筆ペンかどちらかを使う予定でしたが、普段使っていないと思われる筆ペン(非常に毛筆に近く柔らかい毛先を選びました)で行いました。以下は説明と指導内容です。
指導方針:
- 毛筆という扱いにくい道具に慣れる。
- 卒園までに自分の名前をしっかり書けるようになること。
- 墨を磨る。(墨液は家庭での練習用);墨をすることは力を使います。年長児には少し大変ですが、自分の磨った墨の濃さを感じ取る。
- すべてにおいて、どれくらいが適当か、どのようにしたら良いかを体験を通して身に付けることを目的としています。
幼稚園児へ
- 書道は丁寧に、落ち着いて書きましょう!(かけっこは早く)
- 背筋を伸ばし、全体を見て書きましょう!(足は地震が来てもすぐ動けるように)
保護者の方へ
8年間の指導から、図形がきちんとかけるお子さんは、文字の上達も早い傾向にあります。文字を教えると同時に、まず図形をしっかり書けるようにしましょう。(幼稚園教育要領では、文字環境は整えますが、文字の指導はしなくてよいことになっています。)