虎と蛇の陶印~年賀状に押せます。
10月第1回は川越・筆跡研究所で行っています。見学も事前に連絡ください。
素焼きの呉須で絵付けしたミニ下駄及び陶印これから透明釉薬をかけて焼成に出します。粘土の印は素焼きをお願いします。ミニ下駄は焼成後鼻緒をつけます。
人数を制限して実施しています。参加申し込みはホームページ下欄の「ご予約はこちら」からお願いします。
第7回は、仁西上人が、夢のお告げのように落ち葉が湯殿に落ちてとどまったので、そこを落ち葉山と名付け、更に落ち葉の落ちとどまったところに行くと、泉の流れには白鷺が足をひたし、その水を身に浴びているのを不思議に思い、急いで泉におりて手を浸すと温かい泉であった。
人も踏み入らない奥深いところで方法もわからないなかを神のお告げに導かれてやっと着いたが、なんと人気がなく恐ろしく、谷の水の音の響きもものすごく、猿の声も恐ろしく聞こえる。
そこで仁西上人は念珠を手にして、権現の御名を唱え、密咒をとなえていたが、すこしまどろんだ時に夢にこの山の地主である薬師如来が枕が身にあらわれ、爾は行基菩薩の再来であるといわれ、温泉を再興することを為の方法を告げられる場面になります。
陶器のハンコづくりです。陶器の小物(土鈴・ペーパーウェイト・筆置き・筆洗・ミニ下駄など)も作っています。粘土から又は素焼きの状態からも可能です。ただし素焼きの状態は形が限定されます。粘土から3回で仕上がります。
次回は、上尾市アトリエ薔薇の小径にて9月28日(火)13:30~16:30の予定です。
第6回は、仁世上人夢のお告げの通りに、木の葉を高嶺から投げると、神のお告げ通りに湯壷落ちてとどまった。そこでここを落ち葉山と名付けた。泉に白鷺が足を浸し、その身に水をかぶって毛をふるっているのを不思議に思い、泉におりて仁西上人が手を浸してみると温泉も水であった。この白鷺は仁世上人に温泉を知らせる神慮であったのだと覚った。このことで年久しく途絶えていた温泉にたどり着いた。然しその状況は山河寂寥として物すごく、人気のなく、谷の水音も風も猿の鳴き声も恐ろしい程である。そこで上人は念誦を取り出し権現の御名を唱え祈願に徹した。少しうとうとするとこの山の薬師如来が枕が身にたって、爾は行基上人の再来で今、仁西となってこの地に来たとつたえて、仁西に音声の廃窟を交流させ、衆生の病患を救いさせようとするのに長年待っていた、石井で再興せよ、疑うことなかれと言って、一寸八部の仏舎利を授けた。そして急いで里人を説得して湯舟を埋め、浴室を建てて仏舎利もおさめ霊地に安置した。そしてその後数百年を経て終に耐えることはなかった。
第7回は、この温泉により、病患の業苦から救われ、広大無辺の御利益は数えられないほどであった。こののちは、湯船の大きさなど細かな温泉の湯屋などの説明に移る。